陽だまりもようのストーリーブランディング事業とは?
陽だまりもよう株式会社は、「地域の人やモノやサービスに、ドラマチックな引力を」をミッションとし、地方の地元企業様や自治体様、地域とのハブになっている企業様に対するブランディング事業を行っています。
例えば、地域にある素晴らしいものについて生産過程でどうしても発生してしまう廃材をアップサイクルする商品企画を行ったり、ストーリーテリングによるPR支援やイベント企画を提供。また国内外の様々な地域について、その土地の魅力を伝えるための記事制作や撮影、広告制作なども行っています。
弊社代表は高校生の頃に映画脚本家としてデビューし、大学生の間も文章を書く仕事に携わり続けていましたが、自分が旅してきた地域から人やお店が減っていく様子を見て、何かできることはないかと考えるように。そんな中、人の心に訴えかける物語にこそ深いファンを生み出す力があると感じ、映画脚本の作り方をビジネスに落とし込むブランディング事業の開始を決意。「陽だまりもよう株式会社」を設立しました。
ストーリーテリングでできること
ストーリーテリングを駆使することは、外部のお客様やステークホルダーに世界観を伝えるのみならず、社内や地域に暮らす人々の間で共通認識となるストーリー=ミッション・ビジョンを浸透させることにつながります。
具体的なストーリーの活用方法については、以下のページをご覧ください。
なぜストーリーを語ることが必要なのか?
技術の発展や論理的な思考法の浸透により、多くの人が同じ「正解」に辿り着く時代。Z世代をはじめとする多くの人々が、商品やサービスを通じた体験そのものに魅力を感じるようになったと言われています。
それでは、商品やサービスを通じた体験とはどのようなものでしょうか。お客様が商品と出会ってから購入に踏み切り、使ってみてアフターサポートを受けるまでの一連のフローにもストーリーがあります。商品そのものから得られる体験も、商品を購入するという過程で感じるわくわくや担当者とのやりとりも、すべてがお客様との物語です。
「すき」が多様化した現代においては、多くの人に共感され応援してもらうことは容易ではありません。むしろ人々が求めているのは、自分だけの、自分らしさを発揮できる価値を深く愛することなのです。
物語は人の心を動かす
文字が発明される以前から、私たちは物語を語り継いできました。
日本の歴史ある物語といえば、
- 古事記
- 日本書紀
- 竹取物語
- 源氏物語など
世界においても、古代メソポタミアのギルガメシュ叙事詩や中国・唐代の遊仙窟をはじめとする物語が知られています。
地理的条件や文化は全く異なるにもかかわらず、似たような内容や構成の物語が古くから世界中で伝えられているのです。
このように、物語によって教訓が語り継がれてきたのは、ストーリーが人の心を動かすから。先の展開が予想できていたとしても、物語を見聞きすることでつい泣いたり笑ったりしてしまいますよね。
こうしてストーリーによって感情が動かされることで、記憶に残りやすくなると言われています。
そして、ブランドが歩んできたストーリーだけは誰にも真似することができません。思考錯誤してきた企業の歴史や文化という物語の中にこそ、オリジナリティが隠れています。
作品例:新潟県見附市が舞台の小説『蒼い殻』
ストーリーづくりの一例として、新潟県見附市を舞台とした小説『蒼い殻』を制作しました。
広大な田園と暮らしやすい街並みが両立する見附市のあたたかな空気を再解釈し、文字から情景が浮かぶコンテンツに。
陽だまりもようではこのほか、その土地に滞在して実際に体感した空気を言葉にしたさまざまなコンテンツを提供しています。